会社概要
概要 | |
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社名 | 株式会社ティー・パートナーズ |
目的 |
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本店 | 千葉県我孫子市並木7丁目3番19号 |
電話番号 | 04-7183-2576 |
FAX | 04-7183-2576 |
メール | contact@tea-partners.com |
トップ・メッセージ
世の中には複数のものを組み合わせることで、相乗効果で価値が急激に増すもの、量に比例して価値が増すもの、連携が困難になり価値(効率)が急激に減るものがあると思います。そのため、如何に連携の困難性を排除し、如何に相乗効果で新たな価値を引き出すのか、それが大きな仕事を成功させるために重要なポイントになるのかと思います。
TeaOSはそういったポイントを満たすための基盤技術として開発していますが、このTeaOSを活用して多くの人が成功してくれることを切に願っています。
TeaOSの構造的特徴
WebOSとしてのTeaOSの構造的な特徴としては大きく分けて6つ挙げられます。
1つ目は、クロスブラウザ、クロスプラットフォームということです。HTML5,CSS3,WebStorage,WebSocketなどの標準規格に準拠することでWindows,MacPC,Linux,iPhone, Androidなど様々なプラットフォームの上で共通のアプリケーションを動作させます。
2つ目は、端末内のファイル・システムを有することです。HTML5と同時期に策定された新規格WebStorageを用いてオフラインにおけるアプリケーションの動作を可能とします。ローカルのファイルシステムに対してサーバサイドへ「マウント」という操作をすることで、ネット環境とローカル環境のシームレスな作業を確保します。
3つ目は、サーバサイドと祖結合な構造ということです。構成管理ツールSubversionでおなじみの「update」や「commit」といった操作でサーバとローカル環境のデータを連携させます。また、よりリアルタイム性の要求される連携操作のために「ファイルの同期モード」という操作を提供します。いずれの操作もアプリケーション・ロジックとの依存性はなく祖結合で、汎用性の高い構造です。
4つ目は、複数の論理タスクを同時に動作させることができる「マルチタスク」機能、WindowsでいうところのOLEのようなものを実現する「タスクコントロール」機能、アプリケーション間の通信を可能とする「標準I/O」機能など、いわゆる「OS」的な機能を持ちます。ちなみに、このようなブラウザ上で動く擬似的な「OS」のことを一般にはWebOSと呼びます。
5つ目は、コモンコントロールの提供です。
6つ目は、着脱可能なウインドウシステムを提供している点です。TeaOSでは、タスク(アプリケーション)が階層構造を持ちますが、アーキテクチャ上ではウインドウシステムは最上位のタスクに過ぎず、ルック・アンド・フィールを開発者や利用者の好きなように変更できるという特徴もあります。
構造的な特徴をざっくりとあげましたが、大資本を持たない個人でも協調しあえば大きなスケールのサービスを提供できるようにすることを目指したWebOSです。
TeaOSの優位性
TeaOSは既存のクラウドシステムの進化系として設計していますが、既存のクラウドシステムに対する優位点は大きく分けて7つあります。
1点目は、導入障壁がないことです。多くのウェブサービスはサーバサイドでデータの管理をするために、利用する際にまずアカウントを作らないといけませんが、TeaOSでは端末側で編集作業が出来るため、アカウントを作らずに色々なアプリケーションを試すことが出来ます。多くのWebサービスが「アカウントを作るのが面倒くさい」という理由で使われないことを考えると間口を広げることにもなります。また、クロス・プラットフォームでもあるため、間口を最大限に広げるシステムであるとも言えるかと思います。
2点目は、運用コストが低いことです。多くのクラウドシステムはサーバサイドでアプリケーション・ロジックの処理をして、また、細かいユーザ操作のたびにサーバと通信することで運用コストが増大しているとも言えますが、TeaOSは端末側でアプリケーション・ロジックの処理や一時保存をするため、サーバとの通信やサーバ側の処理が少なくて済むという特徴があります。
3点目は、いつでもどこでも使えるということです。地下鉄や新幹線など長時間オフラインでの作業が強いられる環境においても端末内の編集作業が継続できます。
4点目は、アプリの開発コストが低いということです。通常のWebアプリケーションであれば、サーバサイドのロジックや、Webページ全体の管理など、実装量が多くなりますが、Javascriptのみで実装可能であることが実装コストを下げていると言えます。例えば、簡単なメモ帳くらいならものの1時間くらいでできてしまいます。(※フレームワークを使えばリンク先の例よりも簡単にコーディングできます。)
5点目は、好きなアプリケーションが選べるということです。サーバ側と端末側の処理が分かれているので、アプリケーションの置き換えが容易です。
6点目は、差分開発が容易ということです。複数のアプリケーションを組み合わせてアプリケーションを作り、さらにそのアプリケーションを組み合わせてアプリケーションを作るというように、差分開発をよく考えた設計になっています。
7点目は、データの可搬性が高いということです。「マウント」という操作により、端末側、サーバ側へおかれたデータも、独立しておかれたデータも、クラスターとしておかれたデータも同じようにアクセスすることが可能です。(※端末側のデータでアクセスできるデータはLocalStorageのデータであり普通のPC内のファイルデータではないのでセキュリティ上の問題は生じないと思いますが、クラスターや独立したデータ単位で暗号化をかけてセキュリティ強度を増すような使い方をすればより安全な運用ができるかと思います。)